【あとがき 〜 当時を回顧する 〜】

 最萌終了からサイトでの公開まで8ヶ月かよ>俺
ということで普通のSSを公開するついでに、振り返る意味も込めて全文を公開。
見ての通り殆ど全てが戦闘前の口上だけで投げっぱなしという代物なので
今更出して何の意味があるんだという感じですが、まぁその。

 では、軽く回顧してコメントなど。

〜 第1回最萌決勝 〜

 なんとなく「決勝の前に妖々夢6面っぽく決め台詞の応酬やらせたいなぁ」とか考えてるうちに
いつの間にか構想がまとまってしまったという不思議な代物。
全キャラを登場&喋らせる、という方向で話を進めたのでえらい事になってますが(苦笑)
それまで最萌関連は一切ROM、2次創作SSなんて読むばかりだった自分が
なぜいきなりこんな暴挙に出たのやら、ねぇ(^^;;
そんなわけで投下したときにはえらいドキドキしてた記憶があるなぁ。
まぁ、これが全ての始まりだったわけです。


〜 インターバル 〜
 終了後に半年ごとのスパンで2作品を上げたわけですが。
まぁこれはある種のサプライズ狙いで書いたものであってごにょごにょ。
でもこの頃から言ってたんですよね、「霊夢vs魔理沙が見たいー」って(^^;;


〜 第2回最萌開幕 〜
 開催の報を聞いて「今回もなんか書こうかなー」とか思っていたのだけれど
予選会のときにはちょっといろいろあって精神的に潰れて何も書けない状態で。
でも、組み合わせ抽選の結果見て、活力沸きましたね。
面白い組み合わせ多数だ、これはやらねばなるまい、と(苦笑)
開幕SSは珍しく会話文オンリーとか慣れない技法でやってみたり、とか。


〜 チルノとみすちー 〜
 強豪立ち並ぶ序盤戦にいきなり放り込まれたこの2人。
私のSSでもネタ半分で微妙に絡ませたりしたわけですが、
大会後、花映塚体験版で揃って登場したのには噴きましたとも、えぇ。
ある意味、報われたと言うべきなのだろうか(苦笑)
ちなみに作中でみすちーがルーミアにフライドチキン食わせてますが、
これは食われネタが多かったゆえの逆転の発想でした。花映塚と文花帖見て頭抱えましたが(笑)
今だったら間違いなく八目鰻食わせるんですが(苦笑)
あと、言うまでもありませんが、チルノがことわざの読みを間違えてるのはわざとです(^^;;


〜 永遠亭メンバー 〜
 輝夜以外の3人が3回戦までで潰し合うという不幸な展開になった永遠亭。
個人的には師匠に貧乏くじ引かせまくってしまったのでごめんなさい師匠(ぉ
いや、完璧超人っぽい人ってついどこか抜けてる感じで書きたくなっちゃうんですよ(ぉぃ
ちなみにこの当時、てゐについては情報が少なかったのででっち上げて書いたわけですが、
ちょっと幼くなりすぎた気もしますねー、今から見ると。


〜 八雲一家 〜
 こちらも微妙に潰し合いになったわけですが。
藍様と紫様の過去に関しては、これまた割とでっち上げ風味ではありますが、
強いて言えばみょふ〜会さんの同人誌とかに微妙に影響を受けてたり。

〜 秘封倶楽部 〜
 弾幕ごっこを「シューティング・ゲーム」と形容できるのは
東方世界の中では秘封倶楽部くらいですよね、ということで。
秘封倶楽部、特に蓮子戦のSSは、決勝を除くと最長、そして、自分の作品には珍しい1人称視点と、
いろいろと特別なものになったわけですが。
きっかけは「どうやって秘封倶楽部に戦いの術を与えるか」、ということでした。
自分の一連のシリーズにおいては基本的に、
「最萌の対戦」=「弾幕ごっこ」的な概念で書いてるわけですが、
この場合問題になるのは霖之助や秘封倶楽部のような非戦闘員。
霖之助は草薙の剣のおかげで体裁を整えられましたが、
秘封倶楽部の方はそのままではとても戦わせられそうにない・・・ということで、
誰かをアシストに出すことにして。
霊夢や魔理沙、霖之助も考えましたが、最終的にはメリーの能力繋がりで
紫様にお手伝いしてもらうことに。
最終的にそこそこうまくまとまったのではないかな、と。
ちなみに、このときは失敗に終わったものの、SS投下時刻とSS内時刻をシンクロさせる試みは
決勝SSで再び活かされることとなりました。


〜 慧音せんせー 〜
 満月の日に試合がなかったのが残念極まりない(^^;;
もしあったら当然のごとくハクタクモードで出すつもりだったのですが。
彼女は意外にかわいいものに弱かったりするんじゃないか、という根拠のない妄想(ぉぃ

〜 霊夢と魔理沙 〜
 まぁ一応改めて言っておくと、
自分の中でこの2人が大本命でした。主人公属性持ちなもんで(^^;;
直接対決が見たいー、と意気込んでおりましただけに、
2回戦で二人続けて負けたときは白くなりました、いやほんとに(汗)
この2人にだけ退場SSがあるのは、自分の中で気持ちの整理をつけたかった、というのが大きく。
霊夢編では少々アリスを悪者にしてしまった感があったので(アリスファンの皆様すまんかった)、
魔理沙編ではその辺り名誉挽回に動いてもらいました。罪滅ぼしにはなったかしらん。
もし万が一にも次があったら、今度こそはこの対決見たいなぁ、と。
そのときにはSS1本仕上げてもいいと思っているので(割と本気)


〜 妹様 〜
 彼女のここまでの躍進を、戦前に誰が予想できたことでしょうか。
緒戦で創造主たる神主様を萃香陣営に廻してなお勝利し、次戦では魔理沙を、
更には姉を倒した前回覇者のゆゆ様までも撃破。
裏でいろいろありはしましたが、それでもただではこの結果は出なかった、と思うのです。
その頑張りに感心しました、いやほんとに。
・・・彼女にはゲーム内ではとても勝てませんけどね、私は(^^;;


〜 EX戦 〜
 EXはせっかくなのでちょっと毛色の違うものを書いてみたのですが、
ちょっとうまくいかなかったかもしれませんな(汗)
下手に気取ろうとすると無茶苦茶になるのは私の悪い癖ですorz
まぁそれでも、負けたキャラもう1回書けたので楽しかったですけどねん。


〜 決勝とその後 〜
 そして、紅魔館決戦となった決勝と、その後のPH。
前回に引き続いて全キャラを登場させて喋らせるという無茶なテーマで(ぉ
時間シンクロはこのときは8割がた成功。他の人からの反応も上々で一安心しました。
ちなみにSSを見返すとわかると思うんですが、自分は中国ネタを全く使っておりませぬ。
これは中国ネタに頼ってしまうことを危惧しての、割と意図的な部分でして、
カッコよく書いてやりたかった、ということで、ひとつご理解を。
(もちろん中国ネタも嫌いじゃないですし、今後別の機会に使うこともありえますけどね)

 で、おまけとなったレティチルSS。ネタとしてはもう十分に使われた題材ではあるんですが。
こいつは最初は書く予定なかったんですが、
決勝SSでの展開、及び無効票覚悟でチルノに特攻した愛すべきバカ(ぉぃ)が何名かいたのに
ついつい触発されてしまった、という。
ちなみにこれも大まかな意味では時間シンクロなんですよね、投下したの3月ですし。
文花帖ではこの2人は意外にドライな関係っぽく書かれてた感じですが、
まぁこういうのもいいんじゃないかなぁ、とか。




 とりあえず駆け足で総括してみましたが。
もしこの先第3回やるー、とかなったとしても、もうここまでは書けないっす、絶対(汗)
さすがに毎日書くってのは厳しかったですから、実際(^^;;
まぁせいぜい、アイデアが浮かんだ試合があれば、って程度かしらん。
まぁそんなわけで、中国おめーとか改めて言いつつ(ぉ)、今更ながらの回顧終了。
本当にあの時はおつかれさんでした、と。

 ちなみに。
一部のSSのページには、ifの展開とか、時間の都合で投下できなかった文とかの
没ネタがこっそり埋まっておりますので、探してみるのも一興かもしれませんね(にやそ
それではでは。

2005.11. 3 高見 一人 (たか。◆tKHtnecUB6)